~  初老のひとりごと
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初老」の用語を採用したのは、「中年:43歳1か月~56歳4カ月」、「おじさん:44歳7カ月~60歳1カ月」、「おばさん:44歳7カ月~60歳3カ月」、「初老:62歳8カ月~70歳4カ月」、「老人:72歳0カ月~」、「高齢者:72歳7カ月~」、「お年寄り:73歳1カ月~」に従ったものです。


ペニーレインでバーボンを~吉田拓郎(工事中)

2022.04.04
 

この歌もかなり聞きましたね。大学も2年になったころ、毎日のようにレポートが出され、深夜ラジオを聴きながらするか、お好みのレコード/テープを聞きながら書くか、毎日毎日、悪戦苦闘しておりました。この「ペニーレインでバーボンを」はアルバム「今はまだ人生を語らず」の最初の曲で、ノリがよく歌詞もよく、何度も何度も聞き返していました。当然、カセットテープに録音し、原音のLP版から聞くのは最小限にとどめておりました。
 
 
 

 
最初はアナログのLPレコードでしたが、数年たってディジタルの時代になり、「CD(Compact Disc)」なるものが普及し出してきました。CDの場合はカセットにそのまま録音できるため、CDの劣化を気にする必要はなくなってきましたが、ただウオークマンなどの登場でカセットテープの聞きやすさやはるかに優れており、CDはやはり保存用のような感じになりました。そしてCDの「今はまだ人生を語らず」を手に入れ、カセットテープに録音して再生... したが、「ペニーレインでバーボンを」が入っていないではないか ??!!??!!?? なんで?? 
 
まったく意味が分からなかった。数年か十数年かたって、「差別用語が入っているので放送禁止になっている」ことが分かりました。何が差別用語かまでは分からず、当時は不便だったなぁ。数年たって、貸しレコード、貸しCDなるショップも登場しましたが、「ペニーレインでバーボンを」は手に入りませんでした。結局、アナログのLP盤とそこから録音したカセットテープが唯一の曲になっていました。
 
それから数年、数十年たち、ネットワーク環境が一変し、今ではいろんな情報が手に入ります。「差別用語・部落用語」は「つんぼ桟敷」という歌詞だそうです。こんな良い曲が聞けないのはさみしい、と感じていましたが、ライブ版では歌われていることを聞き、それでライブ版を探しました。それでも平成のころはYoutubeでも見つかりませんでした。でも今はちゃんと見つかります。「つんぼ桟敷」が「蚊帳の外」に言い換えられています。なるほど、それはそれでよしとするか。ということで、ライブ版の「ペニーレインでバーボンを(蚊帳の外 版)」、Youtubeからですが。なお、今ではネット環境がさらによくなり、やはり当時のことがよく書かれているネットサイトもあります。1万円以上の価格でアナログレコードも販売されていました。熱狂的なファンは「つんぼ桟敷バージョンでないとね~~」という声が多いですなぁ。