ペニーレインでバーボンを~吉田拓郎(工事中)
2022.04.04
最初はアナログのLPレコードでしたが、数年たってディジタルの時代になり、「CD(Compact Disc)」なるものが普及し出してきました。CDの場合はカセットにそのまま録音できるため、CDの劣化を気にする必要はなくなってきましたが、ただウオークマンなどの登場でカセットテープの聞きやすさやはるかに優れており、CDはやはり保存用のような感じになりました。そしてCDの「今はまだ人生を語らず」を手に入れ、カセットテープに録音して再生... したが、「ペニーレインでバーボンを」が入っていないではないか ??!!??!!?? なんで??
まったく意味が分からなかった。数年か十数年かたって、「差別用語が入っているので放送禁止になっている」ことが分かりました。何が差別用語かまでは分からず、当時は不便だったなぁ。数年たって、貸しレコード、貸しCDなるショップも登場しましたが、「ペニーレインでバーボンを」は手に入りませんでした。結局、アナログのLP盤とそこから録音したカセットテープが唯一の曲になっていました。
それから数年、数十年たち、ネットワーク環境が一変し、今ではいろんな情報が手に入ります。「差別用語・部落用語」は「つんぼ桟敷」という歌詞だそうです。こんな良い曲が聞けないのはさみしい、と感じていましたが、ライブ版では歌われていることを聞き、それでライブ版を探しました。それでも平成のころはYoutubeでも見つかりませんでした。でも今はちゃんと見つかります。「つんぼ桟敷」が「蚊帳の外」に言い換えられています。なるほど、それはそれでよしとするか。ということで、ライブ版の「ペニーレインでバーボンを(蚊帳の外 版)」、Youtubeからですが。なお、今ではネット環境がさらによくなり、やはり当時のことがよく書かれているネットサイトもあります。1万円以上の価格でアナログレコードも販売されていました。熱狂的なファンは「つんぼ桟敷バージョンでないとね~~」という声が多いですなぁ。